2022/4/10売り切れました。
コンテンポラリー・フォルクローレやジャズのミュージシャンからインディー系S.S.W.に至るまで、多大な影響を与えたアルゼンチン・ロックのレジェンドといえばルイス・アルベルト・スピネッタ。4人組のバンド、アルメンドラで世界に衝撃を与えて以降、一枚のソロを挟み、結成されたトリオ・バンドのペスカード・ラビオソ。その3rdにあたる本作はフランスの詩人アルトーの名を冠し、トリオの最終作であるにも関わらず、実質スピネッタ二枚目のソロ・アルバムとして知られています。鉄弦アコースティックgとブルージーなegの複合技、そしてフォルクローレ様式由来の唐突なリズム展開、ビートルズなどのコラージュに至るまで全てをスピネッタひとりで賄ったという伝説的一枚。アルゼンチン・ロックの名曲百選に選ばれた"Cantata de puentes amarillos"をはじめ、"Todas las hojas son del viento"、"Cementario Club"、"Bajan"、のちに高い評価を得る人気曲が目白押し。今回のリイシューは何とオリジナルのフォルムを忠実に再現した変形ジャケット、1973年。