2019/4/20売り切れました。
愛弟子(80) と 若き継承者(28) のデュオによるバンドリンの調べ - ジャコー・ド・バンドリン生誕100周年
ブラジルのいにしえから発展してきたインストのサロン・ミュージック、ショーロで用いられる複弦4コースの楽器バンドリンを独学で習得、いつの時代もブラジル中で愛される名曲を生み出したマエストロ - ジャコー・ド・バンドリンの偉大な功績を讃えた作品が到着。
柔らかな弦をはじく音が広がり、アルバムのサブ・タイトルにあるようにセンチメンタルな旋律と横揺れを呼び起こすリズムに包まれます。ショーロのムーヴメントを興した中核のひとり、ジャコー・ド・ バンドリンの遺した数々の楽曲に、愛弟子で真の継承者とも謳われたジョエル・ナシメントと、若手の中では群を抜いた存在感を放つファビオ・ペロン。この二人のバンドリニスタを主役に、リオのサンバ/ショーロのシーンで活躍し続けるエンヒッキ・カゼス(cavaquinho)と兄弟ベト・カゼス(per.)、間も無く新作が届くジョアン・カマレロ(7弦g)のトリオ、マルコス・ニムリシュテール(acc)、シルヴェリオ・ポンテス(flu)、ホジェリオ・カエターノ(7弦g)らがゲスト参加。主役のひとり、ファビオ・ペロンは主に複弦5コースのバンドリンを用いてオリジナルのアンサンブルを更に広げることに努めているほか、楽曲によって編成を変えたりしながら、65年近く経つ旋律を、しなやかで優雅なインストゥルメンタル・ミュージックとして新鮮に奏でます。SESC商品のエンボス加工されたアート・ワークにも注目。