2017/12/26 売り切れました。
サンパウロの前衛志向 - クルビ・ダ・エンクルザ(旧名:エクスペリ・サンバ)周辺から突き抜けた作品が登場。エンニオ・モリコーネやサン・ラーをこよなく愛する打楽器奏者、セルジオ・マシャードのソロ・プロジェクトがプリム。
セウのバックや、最近ではメタ・メタのdrsも務めるマルチ・インストゥルメンタリスト - セルジオ・マシャードが数年かけて温めてきた音像。チアゴ・フランサ(sax) やシヂマール・ヴィエイラ(tp)、ジュリアナ・ペルヂガォン(cl) 、ヒカルド・エルス(vln) 、アントニオ・ロウレイロ(vib) らが参加した伊映画のサントラを彷彿とさせるスリリングな管弦オーケストレーションに、コンポーズ作品m-4"Mãe da vertigem"を採り上げているキコ・ヂヌッチ(g)やギリェルミ・エルヂ(g)の醸し出すサイケなトーン、ブラジル音楽のバチーダ、エレクトロニクス、アフロ・ブラジルの流れを汲む卓越したリズム構築術。ミシェル・レメ作"Cha Cha Malícis"を採り上げたりしながら、ジュサーラ・マルサル、クリオーロやトゥリッパ・ルイスら映画のストーリー・テラーにも似た詩的パフォーマンスをみせるシンガーたちとも共作共演。じっくり練られた、アーティスティックでエクスペリメンタル、驚愕のサウンド・スケープ。