Ofidio Dellasopa Y Las Cuerdas Flojas / Tangus Bonaerensis

型番 PAI 3105
販売価格 2,409円(税込)
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”ツーリストに絶対オススメできない”新手のタンゲイロ登場。ナンセンス一歩手前の絶妙なタンゴ・ギターラ・トリオ!新しい世代によるフォルクローレ・ポップ意識革命は続く。

”オフィディオ・デジャソーパと綱渡り”あくまでこの人物の名前はフィクションで、唄とギターを担当するシルビオ・カッターネオが参加しているショー楽団 - グロリアス・ポルテーニャスに於いての役名だったりする。ジャケットを開けば30年代と見紛うかのようなオールド・ファッションに身をつつむギター三人、シルビオにクラウヂオ・セッコリ(8strings g)、フェリーペ・トライネ(g)の姿が在る。m-1からA.C.ジョビンのご存知”イパネマの娘”を”バルバネーラ(BsAs市内)の娘”に改作し度肝を抜き、かと思えばタンゴのレジェンドを封じ込めた伸びやかなインスト曲m-3"短いタンゴの歴史”に続いて「私はオフィディオ・デジャソーパ、歌手、ボカの近所でギターを触ったのが始まりで…」と自らを語り始め、タンゴ・クラシコm-8”ガルーファ”では英語詩に換えて唄う。”ビリンバウ”をはじめブラジルのショーロ曲とタンゴ・クラシコ”エル・チョクロ”を織り交ぜたm-10"ミロンギーニャス、オ・ミロンガ・デル・メルコスール”、アルゼンチンのブルーズ・ロック・バンド?メンフィス・ラ・ブルーセラのヒットをミロンガに編曲したm-11等、斬れ味鋭いユーモアとギターの音色に小気味よいテンポで唄が転がって行く。朗々と謳い上げるベテラン歌手が多い中、レジェンド・リズムに深い敬愛を表しつつもユーモアたっぷりで軽やかな彼等の姿勢はタンゴ・アーリータイムス(=港男達がギターを抱えて女性と踊り唄った)に寧ろ忠実な形なのでは?
大衆伝承ダンス・ミュージック、構えてやるのは筋に反するということを教えてくれる痛快な盤。

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伊藤亮介



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