2021/9/9 売り切れました。
ポップ・フローレスタによる歌とギターとひとつまみのパーカッションのアルバム。当社にて国内盤化した傑作が晴れてアナログ・リリース。国内盤CDのボーナス・トラック"Quando eu achar (japanese version)" もレコードに収録。
楽園の花畑に佇んでいるかと錯覚を起こさせるトゥリッパの芳しい唄声。1st アルバム「efêmera」発表後の2010年、初のヨーロッパ・ツアーに出掛けたのはトゥリッパとグスタヴォの姉弟デュオ編成。多くの近しいミュージシャンの参加や、ビザールなギター、コーラス・パートの多重録音でゴージャスに仕立てたスタジオ・アルバムに反して、楽曲が生まれたままの裸の状態でいること。これをトゥリッパはヌードと呼んでいますが、サンバのグループで歌伴の7弦ガットギターを弾いていたこともあるグスタヴォとのデュオを基盤に、オルケストラ・インペリアルをはじめ新世代ブラジル音楽シーンで活躍する打楽器奏者のステファン・サン・ジュアンが様々な打楽器を用いて楽曲に彩りのエッセンスを振り掛けるという内容。1st「efêmera」収録の"Pedrinho"、2nd「トゥド・タント」収録の"Desibinida"と"Dois Cafe"、3rd「Dancê」収録の"Algo Maior"、新たな書き下ろし5曲のなかには、先行シングルとして制作された"Game"、フレンチ・メキシカンのシンガー/俳優/監督、アダン・ホドロフスキーが参加した"Terrorista del amor"や、姉弟の父ルイス・シャガス(ISCA de policia)作の"Pedra"なども。