2023/1/23 売り切れました。
以前に工場製CDR製品で輸入販売をいたしました、サンパウロのエクスペリ・サンバを代表する一枚 - 2011年のメタ・メタ初作が本年アナログLPにてリイシューされました。
ジュサーラ・マルサル(vo)、チアゴ・フランサ(sax)、キコ・ヂヌッチ(g)の3人からなるユニットがこのメタ・メタ。2011年制作、エクスペリサンバの傑作がアナログ・レコード化。アフロ・ブラジルとアドニラン・バルボーザに端を発するサンパウロ産サンバの系譜、そして都会的な洗練とエクスペリメントなマインド。これらを唄、木管、生ギターというサロン・ミュージック的なミニマム編成で体現したのがこのメタ・メタ。ジュサーラの居たア・バルカのバンド・メイトでもある鍵盤奏者リンコン・アントニオ作のm-2"Umbigada"や、後にパッソ・トルトの1stで再録されるm-5"Samuel"など静けさの中をたゆたうように織りなす少し冒険的なアコースティック・アンサンブル。そして後半はダグラス・ジェルマノらと共作されたり、キコのペンによるアヴァン・アフロのエッセンスをセルジオ・マシャードのドラムスと共に醸し出します。トラッド曲の斬新なカヴァー"Ora le le o" も。