2018/5/27売り切れました。
パタゴニア北部の荒涼とした風を思わせる新世代のフォルクローレS.S.W. ニコ・シマリ
アルゼンチンはリオ・ネグロ州、アンデス山脈に囲まれた湖のほとりに広がる街がバリローチェ。この地で生まれ、アベジャネダ音楽院でコントラバスからギターの素養を、マヌエル・デ・ファジャの研究所で作曲を学び、アルマ・ヌーというバンドでの活動を経て、ソロのS.S.W.として活動。フォルクローレのルーツ・リズムと川沿い音楽を基盤に、国立音楽大学(INAMU)の助成を受けて本1stアルバムを完成させました。友人ミュージシャンであるギジェルモ・オコンノルや、同郷の出身で一緒に南米諸国の文化交流を意図したツアー - ルタ・アンディーノを廻る
フアン・ナサルらが全面協力、ハイブリッドな川沿い音楽の情景を醸し出すm-2"Te Verde"やカンドンベのm-3"Candonbe de Casa"にはバンドネオン奏者
サンティアゴ・アリアスも参加。そこはかとなく流れるセンシティヴィティが現代のインディー・アーチストであることを思い起こさせたかと思えば、ケーナの音色が山並みを想起させる場面へ移りゆくm-5"Vengo a Darme Cuenta"、穏やかにピアノを奏でるm-6"Las Negras"、アフロと名付けられたスキャットの映える最終曲m-7"Afro"まで、持ちうるエッセンスを全て注ぎ込んだ結果のフレッシュな現在進行形フォルクローレは7インチより少し小さめの特殊パッケージに包まれて。