16/12/05 売り切れました。
「Coffee & Novos Compositores」でもフィーチャーされていたヴィニシウス・カストロの企画盤。いま赤丸急上昇中のルイザ・サリスも参加した作品です。
レニーニや、ジルベルト・ジルとプレータ・ジルの親子ら大御所も曲を採り上げたことのある若手S.S.W.のヴィニシウス・カストロ。楽曲の雰囲気がノヴォス・コンポジトーレス周辺と通じるフレッシュで洗練された感触で、実際に名盤「Cafe da Tarde」でお馴染みのパウラ・ミリャン&デメトリウス・ルーロもショーでヴィニシウス・カストロの曲を演奏しています。さて、本アルバムは2012年の月毎に女性MPBシンガーら新進気鋭のアーチストたちを決まった部屋に呼んで、1つのマイクを使い回しヴィニシウス・カストロの自作曲を共にラップトップにアコースティック録音していった映像プロジェクトが元になっています。カズーも演奏するジュリア・ベルナッチの笑顔は女優としての顔とは別の音の喜びに満ちていますし、ギンガのトリビュートにも参加しているルイーザ・サリスや、'10年ブラジル音楽ディーヴァ賞を獲得しているアリーニ・パエスの祈りにも似た凛とした歌唱、ヴィニシウス・カストロが参加する子供向け音楽のグループ - クリアや最終曲のウクレレ+グロッケンのほのぼのとしたムード、カホンとアコーディオンを背景に郷愁を誘ったかと思えば、パンデイロと生ギターの洗練された小編成サンバもあり、季節のうつろいを感じさせてくれるうえに、日々の生活と馴染む音楽が12編。