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Juan Quintero y Luis Pescetti / Cartas al Rey de la Cabina (CD+DVD)

型番 LMP09
販売価格 2,305円(税込)
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アカセカ・トリオのフロントマン - フアン・キンテーロがガット・ギター１本のソロで唄を、子供向けのうたを数多く作っているルイス・ペシェッチが著作の朗読を、という歌と朗読を交互に行なう共演コンサートのライヴ盤CD+DVD。最初はCDの方を聴いて、「唄の合間になぜ子供の声が？」と思いましたが会場には多くの子供たちの姿が見受けられます。小部屋の王様へのカード、と題された著作出版物（文化経済基金）の、おそらくは挿絵となっている版画調のイラストが映像にも挿入され、お客さんやキンテーロと阿吽の呼吸で和んだコミュニケーションを図るルイスと、終始穏やかな表情から美しい唄を紡ぎだすキンテーロ、そして集中して聴き入るお客さんの表情、これらを切り取るカメラ・ワークの絶妙さもあり素敵なショーとなっています。確かフアン・キンテーロはクラシックの構え（股にギターを挟む）でギターを弾いていたと思うのですが、ここでは右足にギターのくびれを載せたリラックスした構えで、唄はコンデンサー・マイクによる完全アコースティックな集音。レパートリーは著作の内容に沿うように、様々なミュージシャンによるヴァージョンでも知られる美しい佳曲 - フェルナンド・カブレラ作の”Puerta de los dos"やハビエル・ルイバル作の”Para llevarte a vivir"、グスタボ・レギサモンの"Cartas de amor que se queman"、カルロス・アギーレの”Peces de luz"、プエンテ・セレステの”Chiquita"、フアン・ルイス・ゲラの”Amapola”、そこにアカセカ1st収録の自作曲”Coplas al agua"、「Ventanas」収録の"Paloma"を披露しています。言葉を噛み締めるように瑞々しい旋律を唄い、巧みな指使いで柔らかな音色を紡ぐギター、いきいきとしたアコースティック音楽がここにはあります。



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伊藤亮介



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