多くの作品への客演、90年代後半に出たソロ・アルバム、オルケストラ・ポプラール・ヂ・カマラでの活動、コンテンポラリーなブラジル音楽でその名を知られるピアニスト - ベンジャミン・タウブキン。彼が主宰するヌクレオ・コンテンポラネオの方針をみて分かる通り、トラディショナルな音楽や美しい響きへ敬意を評したミュージシャン中のミュージシャンである彼が、シコ・ブアルキの曲をピアノ・ソロへ編曲したのが本作。"Quen te viu, quem te ve" ”Morena de Angola""A Banda""Sabia" ....シコの代表曲が元々の楽曲が持つ詩情も高らかにインストゥルメンタル・ピアノとなってお目見え。傑作!