髪を短くし、5年ぶりのアルバムに挑んだ。完成された世界観とアルゼンチンの新たな知性。
'89年Melopeaのコンピレーションに参加。'91年ファンクド・モンティーの1stの5曲をコンポーズ。その後フォルクローレのカヴァーなどで活動。'95年ディエゴ・ロロン、マリアーナ・メレロ、パウラ・ヴァレーラ、P.シルヴァらとバンド”エル・サルータ”、”グリンゴ”を結成。アントニオ・ビラベント、アランブレ・ゴンサレズ、モリス&リリアナ・エレーロのアルバムに参加。'98年初のソロ”オトニョ”をリリース・・・
描いた風景画、日々のためらい、スウィートネスの詰まったメロディ。アルゼンチンのポピュラーレジェンドを受け継いだインテリジェンスなオリジナル・コンポーズとアクースティック・ギターやピアノのアルペジオ、ときにリズム・トラックを使用した奥行きあるサウンド。欧米のネオアコやフォーク・ロックのマナーを習得、自身のルーツと融合させつつ、切なさつのる唄声と一人多重録音のコーラスで音楽を構築していく様はまさに職人的。