Mario Adnet / Um Olhar Sobre

型番 BA0020
販売価格 2,200円(税込)
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2017/1/29 売り切れました。

晩年のA.C.ジョビンのギタリストとして、またコンポーザーとしても有名なマリオ・アヂネー。ヴィラ-ロボスの曲集を制作したと聞いて、まず想像するのが「流麗なギターと室内楽で...」という編成だったのですが、さにあらず。アルバム前半の6曲目までは25名からなる弦楽オーケストラと、テコ・カルドーゾ(flute)やマルコス・ニムリシュテール(p)、ジョルジ・エルデル(b)、アルマンド・マルサル(per)らMPB界で活躍する演奏者たちの厳かな響きに度肝を抜かれます。そう、本作でマリオ・アヂネーは編曲家としてオーケストレーションを書く仕事に徹しているのです。幾曲かで見られるゲスト・シンガーも豪華で、エドゥ・ロボにミルトン・ナシメントとMPBの巨匠にモニカ・サウマーゾ、マリオの妹でもあるムイザ・アヂネー、ミナスの実力派女性パウラ・サントーロが参加。凄腕7弦gのヤマンドゥ・コスタに可憐なSSW作品を発表している娘のアントニア・アヂネー(g) も7曲目以降のギターが際立った後半パートに参加、本作でも父娘ギター共演を果たしています。クラシック音楽からショーロにサンバ、分け隔てなく大衆の為のブラジル音楽を作り続けたヴィラ-ロボスの美しく哀愁漂う旋律に愛情を持って豪華絢爛なアプローチを試みています。


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伊藤亮介



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