昨年に注目を浴び、一躍旋風を巻き起こしたカルロス・アギーレをはじめとするアルゼンチンのコンテンポラリーなフォルクローレ。そのカルロス・アギーレが主宰するShagrada Medra が地元パラナーの実力あるミュージシャンたちにスポットを当てたシリーズの新作がこちら。
7弦と6弦という違いこそあれ、名手キケ・シネシとも通じるギター独演で魅せるのが81年パラナー生まれのマウリシオ・ラフェラッラ。 師匠のマルコス・トレドについてギターの技を磨いた彼のソロ作のレパートリーは、チャマメのリズムを中心としたパラナ川流域特有のもの。ギター独演で、またはサッキ・トリオなどで一緒に演奏しているギターのフラビオ・バルデスやバンドネオン奏者のファクンド・ペトルチェッリとのデュオでプレイ。第2部となる9曲目からはポルテーニョ/ポルテーニャ(ブエノスアイレスっ子)をテーマにしたピアソラの4部作をギター・ソロで演奏しています。こちらはブラジルの名手アサド兄弟のセルジオ・アサドのハーモニー構築を参照したそう。