"モレーノは私たちに彼自身のアートの能弁さと繊細さのエキスを注入して、とても幸福な気分にしてくれる。" 〜Le monde de la Musique/Jazz Man
2003 年5月に本国リリースされた燃えるジプシー・ギタリスト、モレーノのアルバム。ジャンゴ直系のマヌーシュスゥイングに所々みえるフラメンコからのパッション。モレーノ自身の渋い唱声が聴ける自作曲に加え、チャボロ・シュミットやジャンゴ・ラインハルト、ガーシュイン、ユダヤ民族のトラッドなど既に完成された一つの楽曲に対してもアグレッシヴで独特のアプローチを掛ける。アコースティック・ギターの弦が跳ねるように踊るのが目に映るような一枚。もう一本のギター・エリックとジャン・コルテスをベースに迎えてのトリオ編成での16 曲。