タンゴの巨匠フランシスコ・カナロの"Munyinga"にはじまり、情景や人柄を思い描いて作られたインストの自作曲群には絶妙な引用もあったり。ショーを目の当たりにすると、クラリネットのマウスピースを噛む位置や向きで変幻自在な音色を出したり、バンドネオンの運指が想像以上に鮮やかなことに驚かされます。 蛇腹を畳む音や、膨らみを持ったスラー、呼吸を合わせ描き出すシネマティックな世界観。京都のbonjour!現代文明でライブ・レコーディングされた作品。
クラリネット瀬戸信行×バンドネオン大久保かおり
クラリネットとバンドネオンの組み合わせはちょっと珍しいけどいい感じ。
各人のバックグラウンドを感じさせるオリジナル曲や古いタンゴやアルゼンチンの曲を演奏する。
2018年春にCD発売。
瀬戸信行:クラリネット
ジャンル無用のよろずクラリネット吹き。
大阪でちんどん屋稼業のかたわらクラリネットを独学で習得し、多数の多彩なバンドを主宰。
ベリーダンスや、演劇、アート・アニメーション、影絵とのコラボレーションなど、各地でさまざまな活動を展開。
2014年より生活拠点を広島県尾道市にうつすも、あいかわらず彼方此方を行ったり来たり
http://www002.upp.so-net.ne.jp/freylekh/
大久保かおり:バンドネオン
バンドネオンでありながらタンゴにこだわらずジャズミュージシャンとの共演も多い。
自身リーダーの「知らない時空を旅する 楽隊bando-band」では2017年からviolinをゲストに迎えTANGOに取り組んでいる。
ソロやデュオなどでいろいろな建物、場と音で関わる。イラストレーターでもある。東京在住
http://www.kaoneon.com/