2018/12/23売り切れました。
ネオ・フォークの流れを汲んだティーンエイジャーの女性S.S.W.として登場して以来、ロック・バンド - ロス・エルマーノスのフロントマンであるマルセロ・カメロとのパートナーシップ、そして打楽器奏者のフレッヂを加えたトリオのバンダ・ド・マルでのアルバム発表。4作目のソロ・アルバムとして発表された「Vem」は物議を醸し出したPVを含め大きな話題となりました。冒頭のサンバランソ調な"Você não presta"から、カシンがベースで参加したシングル曲"Navegador"、ホドリゴ・アマランチがベースを弾くこじんまりとしたボサ・ノヴァ"Gigi"、初期のフォーキーな佇まいを彷彿とさせる"I love you"、ネオアコ調だったり、ふんだんにブラスを用いたビッグバンド・アレンジが施されていたりと、すでにスターとしての風格が漂いまくっているマル・マガリャンイスのキャリア集大成とも言える12曲の大作。 ドラムまで叩いてしまうマルセロ・カメロと、弦楽アレンジはマリオ・アヂネー。参加ミュージシャンもエドゥアルド・ネヴィス(ts)、ダヂ(b)、シヂエル・ヴィエイラ(b)、マウリシオ・タカラ(drs)、ヴィトール・カブラル(drs)、アルマンド・マルサル(per)と、管弦、ポストロック、ジャズ、多方面で活躍する名うてのミュージシャンばかり、ブラジルらしく骨太なサウンドを聴かせてくれます。