2017/3 売り切れております。
まるでネルソン・カヴァキーニョの儚く哀しげなサンバ・カンサォンのように、メランコリックな旋律がサウダーヂな心地にさせる作品。元ロザンゴ・カキというバンドで二枚のアルバムをリリースしていた男、ホムロ・フローエスの初ソロ作。タンボリンやクイーカが打ち鳴らすサンバ・ビートが右斜め後方で大きく鳴り響き、中央での哀愁のサンバを弾き語るホムロの曲の良さとのエクスペリメントなアンバランスさがまたクセになりそうなほど、涙腺を刺激します。クリマとヌノ・ハモス、二人とのコラボレイトに、A面最終曲でベテラン女性サンビスタのドナ・イナーがゲスト参加、B面最終曲にてアタウルフォ・アルヴィスとノエル・ホーザをメドレーでカヴァー。フォーリャ・ヂ・サンパウロ "2000年- 2010年ブラジル音楽の最も重要なアルバム作品50枚”に選ばれています。
LPでは音源制作から10年を経た2014年にリマスタリングされており、上記映像の音より遥かに高音質でお楽しみいただけます。