蒼く瑞々しいインディ・ポップのなかにアルゼンチンならではの音楽アイデンティティ、フォルクローレからくる拍のフィーリングだったり、クラリネットが唄の対旋律を奏でたり。そこにピアノによるミニマリズムと弦楽アンサンブルをゲストに招き入れたのがフレッシュな4人組 - チャウココの2枚目となる本アルバム。曲を書いているのはフロントマン vo, p のロドリゴ・ルイス・ディアスと大編成のチェンバー・ユニット - カレナウタスにも参加するマルティン・ルルのふたり。ここにコントラバスとフォルクロリックな解釈のプレイが際立つドラムスを加えた4人がチャウココの基本編成で、そこに弦楽四重奏ユニットとして話題になったビセラ・クラッシュを始め、
トミ・レブレロや
ルシオ・マンテルといったSSWたちのバックでチェロを弾くルーカス・アルゴメドや、ヴァイオリンのアンドレア・ロセンフェルドらが参加、アンサンブルに彩りと知性的な深みを与えています。コントラバスの特徴的なフレーズからはじまる川沿い音楽のムードを持ったm-9"Una Luz" にはソロ作も好評の
メリーナ・モギレフスキーがゲスト参加。