【日本未入荷】現代を代表するブラジルのピアノ奏者のひとり、エリクリス・ゴメスの新譜CD【musica terraに掲載】
これまでにシキーニャ・ゴンザーガやチア・アメーリアといった女流ショーロ作家たちの作品を現代の感性で解釈したアルバムをリリース、ブラジル音楽の中でも特にショーロ、そして北東部リズムに造詣が深いピアノ奏者、エリクリス・ゴメスの新作はドイツ・ブレーメンでライヴ録音された全16曲、端正なショーをパッケージング。
エスピリト・サント州ヴィトーリア、1980年生まれ。カンピーナス州立大学で学び、ミナスのオウロ・プレットで行わるMIMOやサンパウロのタトゥイーで行わるフェスティヴァル・ブラジル・インストゥルメンタル、パラグアイのCCPAジャズ・フェス、キューバでは第25回国際ジャズ・フェスティヴァル、アルゼンチンではフェスティヴァル・ピアノ・ピアノ、など国内外のフェスティヴァルに参加、ナイロール・プロヴェッタ、バンダ・マンチケイラ、レチエリス・レイチ、アレッサンドロ・ペネッツィ、ウィルソン・ダス・ネヴェスらのプロジェクトに加え、サイドマンとしてもアリズマール・ド・エスピリト・サントやブルーナ・カランに至るまで、ジャズからMPBと幅広く活躍。2012年に栄誉ある第11回ナボール・ピーリス・ヂ・カマルゴ賞を獲得、2022年にはアンドレ・メマーリ、サロマォン・ソアレス、チアゴ・コスタの3人と共に"ホーザ・ドス・ヴェントス"というショーでサンパウロ市立劇場の舞台に立ち、公にその実力を認められた存在となります。
初のヨーロッパ・ツアーを敢行した2025年3月25日、ドイツのセンデザール・ブレーメン・ホールで行われた全編自作曲のみのソロ・ピアノ・コンサートの模様を収録した本盤。初のソロ作となった「Pianismo」で原曲を収録していた"Toada No.3"に始まり、ショーロ・スタイルの組曲m-3~m-6、バイアォン、アハスタ・ペー、ショッチ、フォホー、と北東部リズム様式に則った組曲m-7~10、鮮やかさと気品の高さを纏いつつ、サロン・ミュージックとしての親しみも併せ持った、懐かしくも真新しいブラジルのインストゥルメンタル・ミュージックを呈示しています。m-11からはメランコリーに、ドラマティックに、コンテンポラリー・ジャズの和声術を用いながら、ショーの佳境に相応しい圧巻のソロ・ピアノを繰り広げていきます。