カルロス・アギーレ・グルーポ「Crema」にも参加、「Caminos」に"Mai"を楽曲提供。パラナーの優れた音楽家ルイス・バルビエロの歌ものアルバムが輸入盤LPで初入荷。
生ギターで刻まれる穏やかな和音から慈愛に満ちた唄声がころびでる、ワルツからカンドンベまで瑞々しい叙情音楽は普遍不朽的な輝きを放ちます。この2年前には室内楽オーケストラを指揮した「Musica Argentina de Cámara」を発表しているフルート奏者/コンポーザーは、ロサリオのレジェンド - ホルヘ・ファンデルモーレの作品づくりやワークショップを共催するうち、ことばと音の織りなすマジックに傾倒していくこととなります。ピッチのコントロールに秀でたフルート奏者ならではの、ビターで落ち着いたルイス・バルビエロのヴォーカルを軸に、カルロス・アギーレ(acc,p,b)、セバスティアン・マッキ(p)、フェルナンド・シルバ(b)、ゴンサロ・ディアス(drs)といったC.アギーレ・グルーポで御馴染みの面々、マテレレ・クアルテートのマリンバ奏者マウリシオ・ベルナル、チーチェ・トリオのバンドネオン奏者マルティン・スエー、女性シンガーのシンティア・ベルトリノをフィーチャーしたm-2"Vals de papel"、フアン・パブロ・ディ・レオーネのハーモニカをフィーチャーしたm-7"Esperando al amigo"のようなヨーロッパ映画のサントラを思わせるインストや、m-9"Piti"のようにプロジェクト・シャカレーを招いたボレロなど多彩さも魅力。