ノラ・サルモリアとのピアノ・デュオやラウル・カルノータら重要なアーチストとの共演で知られる女流ピアニストのリリアン・サバが、'93年のデヴュー作にも参加している木管奏者マルセロ・チオディとのデュオで制作。チオディのフルートからケーナ、S.サックスの醸し出す素朴なフォルクローレ・フレイヴァーとリリアン・サバのコンテンポラリー・ジャズなピアノ・タッチ、タイトルのようにジャズとフォルクローレ、ピアノと管楽器、これらの太陽と月のような関係性を描き出した作品。リリアンへ講師になることを薦めたフアン・ファルーの"Como el aire" やレギサモン"Zamba de los mineros"、曲提供のみならずギターで参加しているカルロス・モスカルディー二"El corazon manda"、そしてアニバル・トロイロのタンゴにふたりの自作曲。大御所シンガー、リリアナ・エレーロがゲスト・ヴォーカルで"Alla lejos y hace tiempo" を。