Pequena Orquesta Reincidentes / Traje

型番 PEQUENA 2005
販売価格 2,409円(税込)
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カンヌ映画祭のオリジナル視点賞、国際批評家連盟賞を受賞した映画「ウイスキー」のスコアを担当、コスキン・ロック・フェス(2万人)のほか世界各地のフェスへ招聘されツアーを敢行、ブエノス・アイレスの”港”音楽を体現するフォルクローレ・ポップ・バンド「ペケーニャ・オルケスタ・レインシデンテス」新境地を見せる05年最新作、上陸!!

港湾都市独特のメランコリックな風景・・・時が二人を引き裂く時、汽笛、別れを惜しんでのダンス、寒空に吹きすさぶ浜風、夜更け前の出航、海の男達にとってはしばしの安息となる安酒、その裏では怪しげな商取引...etc。タンゴが生まれた環境、ブエノス・アイレスはボカ地区。世代的にも勿論ロックを体得している若者達が、コマーシャリズムに満ちたポピュラー音楽では考えられない楽器(アコーディオン、バンジョー、チューバ、マンドリン)を手にフォルクロリックなポピュラー音楽で民衆を湧かせる。ざっくりとしたE.ギターやベース、ドラムスといったロック・フォーマットがワルツや2ビートを彩り深遠で映像的な空間とダイナミズムをもたらす一方、ジャグバンド的なマンドリンにバンジョー、ミュージック・ソー(のこぎり)、そしてタンゴ、ミロンガ直系のピアノやアコーディオンの切ないフレーズ。男のダンディズムを漂わせた哀愁ヴォーカルは痛みや寂しさを唄っているものの、聴くものの荒んだ心を研ぎほぐすユーモアや魂を熱くさせる情熱をたっぷりともたらしてくれる。お釣がでる程に。”メ・ダラス・ミルス・イホス”のメンバーとのタンゴ・カンシオン・ユニット - ”ラ・キメラ・デル・タンゴ”でも活躍するロドリゴ・ゲーラ(vo, b, tu)、このバンドの顔的存在のフアン・パブロ・フェルナンデス(vo, g, banjo)、謎多きアクースティック・コンボ "アダマンティーノ”をプロデュースしたギジェルモ・ペソア(vo, acc, p)、そしてサンチアゴ・ペドロンチーニ(mandlin, g, banjo, tr, acc)、アレホ・ビントロブ(ds, tuba)と皆がマルチ・インストゥルメンタリストな小楽団。91年に自主出版したカセット・テープのタイトル『Tarje (午後)』をもじって『Traje (服、スーツ)』とタイトルに冠し、良質な大衆音楽をアートの域まで高めて届けてくれる。ブエノス・アイレスっ子、皆が愛する最高のバンド。



旧譜:Pequena Orquesta Reincidentes / miguita de pan


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伊藤亮介



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