ブエノス・アイレス、謎多き魅惑のフォルクローレ・ポップ、アクースティック・コンボーアダマンティーノ、涼度満感の二作目が登場!!今回もギジェルモ・ペソア(
ペケーニャ・オルケスタ・レインシデンテス、劇的なアルバム"Traje"名盤です)がProd.
タンゴ・カンシオンやフォルクローレを始めとするオール・ラテン・エレメンツにバルカン半島や東欧ロマ、ヒターノ音楽の影響。バンジョーとアコーディオン、シロフォン、電気仕掛けのミニマム系を凌ぐ本当に少ない音数だけで叙情を描き出すことの出来る貴重なアクースティック・バンド。シーンに登場したとき、アダマンティーノのサウンドが持つフレッシュネスと隠し味のように心地よく配分されたレジェンダリーな音楽要素に皆が驚愕したものだ。同じくミロンガやヴァルス、カンシオンをベースにポップやロックをプレイするという路線では
メ・ダラス・ミルス・イホスやペケーニャ・オルケスタ・レインシデンテスが挙げられるが、メンバーに唄える女性 - マリナ・カレラが正式加入、アルバムにはビリンバウを弾くセシリア・ カンポス(パーカッションがフィーチャーされたバンド、Quarkにも在籍)やサクスホルン奏者マティアス・リベーロが参加、テルミン奏者が参加した曲もあり、そのメランコリカメンテは唯我独尊なものとして確立されたとの評判が聞こえて来た。メンバーが増えたことに加え、1st ではちょっと少なかった曲数も10曲にボーナス・トラックとヴォリュームも充分に。