ブラジル本国以外に、イタリアやここ日本でも2000年代の前半にラウンジ/ブラジリアン・ドラムンベースでCDが好セールスを記録したカレイドスコーピオというユニットがありました。そこでギターを弾いたり曲提供を行なっていたのが本日ご紹介するサンパウロのSSW、キコ・ペホーニです。都会的なサンバ・ソウルで日本国内盤もリリースしているアレシャンドリ・グルーヴェス (ex. グルーヴェリア)が参加しています。
冒頭のアレシャンドリ・グルーヴェスやヴェロニカ・フェヒアーニがコーラスで参加したタイトル曲から、人懐っこい旋律と否応無く高揚するリズムで陽気なパーティーへと誘います。金管ブラスを従えて、洗練されたサンバ・ソウル、アフロ・ブラジルの色を濃くしたアフォシェ・ポップ、セウ・ジョルジと演奏しているヴァイオリンのジュニオール・ガイアットが参加したインスト曲ではマラカトゥ、とブラジル音楽の様々なお楽しみ要素を採りいれた自作曲、サミュエル・ブラガとの共作や、在ロンドンのマルセロ・アンドラーヂとのコラボ曲などで編んだソロ2作目。
Making Of "Vem Conhecer" from Kiko Perrone on Vimeo.