Julia Tygel / Entremeados

型番 JT 01
販売価格 2,096円(税込)
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ベンジャミン・タウブキンがprod. 女性ピアニストがMPBとクラシック音楽を融合させた鮮やかなインストゥルメンタル・ミュージック。

MPB、シンガーが立つ"唄もの"として彼の地で定着しているひとつの音楽カテゴリー。これを女性ピアノ奏者の名義で、チェロとのデュオでクラシカルに、チェンバー・ミュージック(室内楽)の手法でインストゥルメンタルに編曲し、鮮やかに描き出したのが本作。サンパウロ州の郊外カンピーナス大学でクラシック音楽を学び、現在も名門サンパウロ大学の音楽学・博士課程に籍を置くという素養の持ち主がこのジュリア・ティゲル。
中間に位置する、とか混ぜるという意味の「Entremeados」をタイトルに持って来たのは、ブラジルの名だたるコンポーザーたちが描いたMPBの楽曲と、自らが持つクラシック音楽のスキルが折り合いを成すというコンセプトから。CPFLというカンピーナスの電力会社の支援で文化的なプロジェクトに参加する際からデュオを組んでいた、友人の女性チェロ奏者アドリアーナ・オルツらを相手に、エドゥ・ロボ=シコ・ブアルキの"Beatriz" に始まり、A.C.ジョビン=ヴィニシウス・ヂ・モライスの”Estrada branca" とドビュッシー”Arabesque no.1"をメドレーとしたり、MPBのレパートリーの中でも清楚な佇まいの楽曲を好んで採り上げています。確かな理論に裏付けされた3曲のオリジナル・コンポーズも挟みます。圧巻はm-8 エドゥ・ロボ ”Casa Forte" の劇的なプレイが聴きどころ。カンピーナスの文化機関の後援を得て制作されたCDアルバムです。

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伊藤亮介



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