凛とはりつつも爽快な歌声と、ギターを中心とした軽快なボサノヴァ/MPBアンサンブル。来日公演で話題となったジアナ・ヴィスカルディの傑作2ndアルバム。
シンガーでありコンポーザーでもある76年生まれのパウリスタ、ジアナ・ヴィスカルディ。ジルやジョアン・ボスコ、ジャヴァンといったMPBレジェンド達に影響を受けた曲作りは、ギターのバチーダに導かれるまま、シンコペーションを効かせサクサクとテンポ良く前に進み行く。多くの曲をバークレーの同窓でもあるギタリストの通称ミッフィー(Michael Ruzitschka)と共作している他、ルイス・ゴンザーガ作のm-6やシコ・セーザルが参加・共作のm-12も収録。ゲストにはシコ・セーザル、セーウ、マリアナ・アイダール、アナ・パウラ・ダ・シウヴァ。タイなど東南アジア・ツアーを経ての日本公演、コンピレーションへの参加と日本のブラジル音楽好きのツボをくすぐり続けるジアナ・ヴィスカルディ。この傑作を耳に再び日本に来てくれないかと切に願う。
1. 4321
2. metades
3. me leva
4. nome do homem
5. gota a gota
6. amar e mare
7. vem morena
8. colorida
9. gata lucida
10. fera bela
11. toda tua
12. deslumbrada lua
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Giana Viscardi