Juanjo Bartolome / Luminilo

型番 SHCD035
販売価格 2,200円(税込)
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*2018/10/26 売り切れました。

'68年、アルゼンチンはコルドバ出身のギタリスト - フアンホ・バルトローメ。各地方のギター奏者を紹介するシリーズの一環としてリリースされた前作"「Flores de las margenes del camino」では、ロバート・フリップやキケ・シネシに師事していたという背景がみてとれるエレクトリック・ギターのインストゥルメンタルで始まりますが、こちらの新作「Luminilo」ではより詩的な分野に重きをおいた、ゆったりと聴くための作品です。同郷の詩人/ベース奏者/記者であるルーカス・アムチャステギの歌詞と、バルトローメの楽曲がかねてから存在していたかのような洗練された美しさを放てば、ゲスト・ヴォーカルに打楽器でも参加するディエゴ・マローニ、女性シンガー - マリア・グアダルペ・アベロ、7弦をはじめギターでも参加するクラウヂオ・ボルサーニと、フアン・L・オルティスの詩に曲を付けた最終トラックにはアカ・セカ・トリオのフアン・キンテーロがギターと唄でゲスト参加。演奏面においてもバルトローメ自身の流麗なギターを軸に、カルロス・アギーレのローズ・ピアノとフェルナンド・シルバのフレットレス・ベースが「Violeta」など諸作でお馴染みの壮大なスケール感を醸し出し、曲に因ってはクアルテート・デ・クエルダス・マグノリアのストリングスが滑らかに響き彩りを添えます。ロロ・ロッシ(p)とのデュオ (m-4)や、スチール弦アコースティック・ギターの独奏(m-9)といったインストゥルメンタルに、レギサモン歌曲をeギターで伴奏もし(m-8)、と多様性に富んでいながらもコンセプチュアルに完成された作品。バルトローメの居るコルドバから、エントレ・リオスのカルロス・アギーレ、フアン・キンテーロ、クアルテート・デ・クエルダス・マグノリア、そしてロサリオに居るクラウヂオ・ボルサーニ、ロロ・ロッシ、ディエゴ・マリオーニ、エントレ・リオス出身の歌手グアダルペ・アベロ...居住する場所の離れた一流のミュージシャンたちに参加をあおぐため4年の歳月を費やしたという本盤、その間に逝去してしまったバルトローメのお母さんに捧げられています。6面見開きデジパック仕様のパッケージも「Luz de Agua」などと同様にロサナ・ライノルディによるもの。聖なる鎮魂歌にも聴こえるたおやかな音楽には、片時も逃すまいと聴き惚れてしまいます。

http://www.myspace.com/juanjobartolome

3段目(3曲目)より下 "Como si fuese una rueda" "Al Negro Fontanarrosa" "Enero" などが「Luminilo」収録曲となります。

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伊藤亮介



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