Cecilia Spyer / repara

型番 VICD00146
販売価格 2,515円(税込)
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小気味よい斬れ味のポップ・センスと豊潤でオトナの女性を体現するかのような唄声。それを絹シーツのように柔らかく包むのはブラジルの一流プレイヤー達に依るパステル調の軽快なサウンド。ダヂ(マリーザ・モンチのバンド等)、シャルレス・ガヴィン(元チタンス)、ダド・ヴィラ-ロボス(元レジアォン・ウルバナ)、ジョアン・バローニ(オス・パララマス・ド・スセッソ)、ドメニコ参加。

リズム・ボックスのチープな音色とギターのストロークが絡みあい、まるで耳元にいるかのように近接な位置で唄いかける一曲目の出だしから色彩豊かなセシリア・スピエールの描く風景の中にいるかの如き錯覚に陥る。この曲は日本でソロ・アルバムもリリースしているベース奏者ダヂとの共作。そしてB・Rock (ブラジルのロック)のカタルシスを受け継いだm-2にはアルナルド・アントゥネスが居たチタンスのドラム奏者シャルレス・ガヴィンが参加、m-2と共にm-3やm-7などでセシリアと共作、多くの曲にプレイで参加するプロデューサーのクリスチアン・オイエンスはと云えばゼリア・ドゥンカンやマリーナ・リマとの仕事で評判の人物。その他にもリフレインのどこまでも突き抜けた拡がりかたが心地よいm-4にはブラジルのポリスと称される人気バンド?オス・パララマス・ド・スセッソのジョアン・バローニがドラムスで参加、ドメニコがリズム・トラックを担当したガレージ・テイストなm-7や、こちらもチープなリズム・ボックスと生演奏に確かな実力の歌唱が融合し何とも云えないマッチングを魅せるm-11(ベテラン歌手アンジェラ・ロロ作)にはダド・ヴィラ・ロボス(元伝説のロック・バンド?レジアォン・ウルバナ)が参加。聴き所はアナログ・シンセによってポップ・レゲエなアレンジが施されたマルコス・ヴァーリ曲m-6。抜群の歌唱力を誇るセシリアだからこそ出来た力技といえようか?このセシリア・スピエール程、自分のアルバムのリリースに際してブラジル音楽界の強力なサポートを受けられる人も稀なのではないかと思える。それもセシリアがバックコーラス・シンガーとして10年以上にも渡って築き上げたキャリアと人柄、実力を認められてこそ。ざっと挙げるだけでもホベルト・カルロス、ジルベルト・ジル、チタンス、オス・パララマス・ド・スセッソ、ダニエラ・メルクリ、フェルナンダ・アブレウ、サンディー&ジュニオール、マリーナ・リマ、そして最近ではジョビン・シンフォニコのプロジェクト。彼女の天性である豊潤な唄声はもとより、コンポーザーとしても花開いた1枚!


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伊藤亮介



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