クラリネット、サックスの管楽器アレンジが生命力を与え、ピアノがジャジーに染め上げる、カラフルなMPBアルバム。
ミナスの同郷、ミルトン・ナシメントの82年”ミッサ・ドス・キロンボス”に唄とコーラスで参加したことからキャリアをスタートさせたセルジオ・サントス。シンガー、ヴィオロニスト、そしてコンポーザーとして詩人パウロ・セーザル・ピニェイロとタッグを組み、ミルトンをはじめレイラ・ピニェイロ、ジョイス、オリヴィア・ハイミ、サー・エ・グアラビアらがセルジオ・サントス曲を採りあげてきた。前作のアフロ音楽とブラジル音楽を結びつけた作品に続きリリースされる4枚目のこのアルバムは、ジョイス繋がりでダブルベースにロドルフォ・ストロエテール、そして前作から続きクラシコとジャズとMPBを繋ぐ若き才能アンドレ・メーマリがピアノで全面参加。この二人とクラリネット、サックスの醸し出すジャズ色に、ミナス仕込みの郷愁感に溢れたセルジオ・サントスのヴォーカルとヴィオラオン。癖になりそうな一枚。尚、二曲のパーカッションにマルコス・スザーノが参加している。
1. FEITO DO NADA
2. O SAMBA VAI BALANCAR
3. VERNIZ
4. CORACAO DE MULHER
5. JOGO DE ZAGUEIRO
6. UM CHORO
7. GUARDADOS
8. VENTO
9. ANUARIO
10. SAMBA EM SERENATA
11. PAIXAO BANDIDA
12. DESMASCARADA
13. SALAO
14. SAMBA NAO TEM DONO
15. VOZ
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