リオに現れた新たな女流演芸、フラフープと鳩を伴いサンバ・ジャズ/ファンクからラテン歌謡にスカまで劇的に表情を変える新世代ブラジル音楽で痛快にスウィングさせる話題沸騰中のシンガー・ソングライター- シルヴィア・マシェット。ヴィンテージのワンピースに華飾り、どこかノスタルジックな装い。憂いを帯びた唄声で聴き手を魅了。煽動する管楽器隊にガブリエル・ブブ (b, エルマーノスのサポート・メンバー)、ファビアノ・クリエジェル(g)のカッティング、ボサ・ノヴァのリズムからコンガなども盛り込んだカリブ海音楽のリズムまで多彩に総勢8名による手厚い演奏。エドゥ・クリエジェル(m-13にも参加)やセルジオ・サンパイオといったエキセントリックな曲作りを信条とする作曲者のレパートリーに、現代に蘇ったラテン歌謡といった風情を醸し出すアレンジが施されたエラズモ・カルロス/ホベルト・カルロス作ジョーヴェン・グアルダ・クラシコ"Gente Aberta"、そして英語詩が載せられた自作曲"Bomb of Love"、オルケスタ・インペリアル周辺からフビーニョ・ジャコビーナがゲスト参加したm-9にニナ・ベッケルが参加のm-14。圧巻なのはこのm-14、ニナ・ベッケルと共に唄うシンディー・ローパー"Girls Just Wanna Have Fun"のスカ・カヴァー、そしてガンズ&ローゼズ”Sweet Child O' Mine" のボサ・ノヴァ・カヴァー!!!情熱のこもった現代ブラジル版キャバレー・ショー、観客を惹き付けて止まないライヴ盤で見事に聴かせてくれます。
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