カルロス・アギーレ諸作が入手できないとお嘆きの方におすすめのコンテンポラリー・フォルクローレ、ニュー・スタンダード。セバスティアン・マッキ(p)、フェルナンド・シルバ(b)との抒情詩音楽プロジェクト、ルス・デ・アグアのメンバーとして、またガストン・ボッサーノ(b)率いるインストのクアルテート、ランブル・フィッシュのギター奏者としても活動。ロサリオ出身のギター奏者/S.S.W.クラウディオ・ボルサーニのソロ作。
ルス・デ・アグアやランブル・フィッシュではコンポージングも行なっているクラウディオ・ボルサーニですが、今回は盟友であるカルロス・アギーレ"Un pueblo de paso" やセバスティアン・マッキ"Musica del capitan"に"Corazon camalotal"、タンゴに革命を起こしたディエゴ・スキッシ"Cucusitas"、エギベルト・ジスモンチが自身の娘の名前を冠した"Bianca" など、近しい音楽家たちから発せられたセンセーショナルな贈り物に、繊細な音色のガット・ギターと慈しむように優しさが滲む唄声で返礼したかのような珠玉の川沿い音楽集となっています。セバスティアン・マッキにフェルナンド・シルバ、カルロス・アギーレにルイス・バルビエロらシャグラダ・メドラでリリースを行なっている音楽家たちが勢揃い、ポリフォニー仕立てにした民間伝承のフォルクローレ"Se alegremo"に、米国のギタリスト - ラルフ・タウナー(オレゴン)の楽曲も2曲取り上げています。
*2017/6/8 動画がアップされてました。
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