Marina Wisnik / Na Rua Agora

型番 MW001
販売価格 2,200円(税込)
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70's のフレンチ・ポップ女性SSW がそうであったように、内面の繊細な感受性から滲む私信、パーソネルな思いを柔らかく穏やかな唄い口で綴ります。ポルトガル語文学・詩の分野の教授でもあり、ゆったりと詩的な佇まいをみせる父親 ゼー・ミゲル・ヴィズニキのコンテンポラリーな音楽に対し、実娘でクラシック・ピアノに文学、演劇を学び、早い段階から回文を書いたりと創作活動を行なって来たマリーナの音楽の道での冒険は、彩り豊かでアーティスティックなムードを持ったインディペンデントなブラジリアン・フォーキーの世界。ゼー・ミゲルの「Indivisivel」やアルナルド・アントゥネスの「Ie Ie Ie」「Ao vivo em la casa」など多数のコラボレイト参加にソロ作「Feito pra acabar」とサンパウロの音楽シーンで大活躍の鍵盤奏者/ SSW マルセロ・ジェネシが、m-3"Jardim de inverno"のキッチュなアナログ・シンセのトーン、m-4"Sei La"の哀愁を醸し出すミュゼット調アコーディオンを始め、ピアノにギターにヴィブラフォンに、と類い稀なポップ・センスをそのアレンジに持ち込んでいます。このジェネシと、セウの新作なども手掛けたエンジニアのユリ・カリウが共同プロデュース。彼らとも活動を共にする現代サイケデリアの使者、シダダォン・インスチガードのメンバー - ヘジス・ダマシェノ(b,g)、クライトン・マルティン(drs)、ソロ・インストゥルメンタルのギター奏者としても活躍するジョナス・タチッチ(g)、そして友人のミュージシャンたち - エステヴァン・シンコヴィッツマルシオ・アランチス、ルケ・バホスが幻想的なコーラス・ワークを、といった具合にサンパウロ音楽シーンのミュージシャンたちでサウンドを固めています。ゼー・ミゲルが作曲を、マリナが作詞を、と親子共作でロード・ムービーの飛び去る風景を見せてくれるような佳曲m-6 "Miragem" 、朝靄の幻想世界を描いたかのようなm-7"Manha de manha"を挿み、ヨーロッパ映画の孤高な薫りを漂わすSSW チアゴ・ペチッチが共作とデュオで参加したm-10 ”Dezesseis"、多くの言葉と旋律を溢れ出る感受性で紡いだ全11曲。サンパウロの女性SSW ものの系譜にまたひとつ煌めく作品、「Na Rua Agora」(=ストリートは今)。



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伊藤亮介



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