ZACA DE OLIVEIRA, BRUNO MENEGATTI / galope aos quatro ventos

型番 7898237 014326
販売価格 2,080円(税込)
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CD

詩人とマルチ奏者が繰り出す、静かでポエティックな佇まいのブラジル流フォーキー・セッション。

登場人物を演ずる語り部、ストーリー・テラーとしての発声から、どこか戯けたような雰囲気をも醸し出しながら、ギターやヴィオラ・ヂ・アルコ(欧名:フィドル) 、ハベッカ(北東部のヴァイオリン) と静けさの中、声と擦弦、カホンなど最小限のリズムで詩的にアーティスティックなセッションを繰り広げるのが本アルバム。1970年ブラジル北東部セアラー州の内陸タウアー出身のザカ・ヂ・オリヴェイラは詩人でありコンポーザー、唄と打楽器を担当。SNSにアップされたアカペラのパフォーマンスを見ていたら、奇才トン・ゼーのことを思い起こしました。一方、相棒のブルーノ・メネガッチはギターをパオラ・ピチェルスキーに、フィドルをニコラス・クラシッキらの師事を受け、サンパウロ大学で音楽の修士課程まで修了。アンドレ・マルケス(p)率いるヴェンタナ・ブラジレイラの一員(フィドル) としてアルバム「Bituca」にも参加しています。2012年から活動しているというこのデュオ、おそらくはザカの作詞をもとに独唱で作られたメロディーに、メネガッチが寄り添うようなハーモニーを付けるという創作スタイルだと思うのですが、古の左岸シャンソンにも通じる吟遊詩人の宴という風情で、セアラーの口語詩人・即興演奏家パタチーバ・ド・アサレーの生誕100年記念のショーに招待されたのも頷けます。デュオとして初のCD作品となるこのアルバムでは、楽曲によりフィ・マロスティカ(b)、グスタヴォ・サルジ(acc)、エンヒッキ・ヴィラス(flute)が客演、叙情的な風景に彩りを与えています。












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伊藤亮介



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