Ceu / Caravana Sereia Bloom

型番 60252793135
販売価格 2,619円(税込)
購入数

ハスキーで厭世、退廃美なムードの唄声と、エレクトロニクスを知性的な方向で活かした斬新な音で世界を風靡したサンパウロの女性シンガー・ソングライター - セウ。3枚目となる新作が登場。前作までアレンジ・プロデュース共に大きな功績を残してきたベト・ヴィラーリスが制作陣営から姿を消し、今作はギー・アマビス (インスティチュート、ソナンチス、トレス・ナ・マッサ)とセウ本人によるプロデュース。「ブラジル北東部音楽のラジオばっかり聴いていた」というセウは、その北東部音楽と非常に相性のよいカリブ海音楽やジャマイカン・ルーツのテイストも果敢に採りいれています。デンギ(b)とプピーロ(drs)、1曲のみルシオ・マイア(g)、とナサォン・ズンビ勢に、クルミン(drs)やブルーノ・ブアルキ(drs) に、ドゥスタン・ガーラス(g,key, シダダォン・インスティガード、ルーカス・サンタナ)、タルマ・ヂ・フレイタス&アネリス、そしてセウの女性シンガー3人によるネグレスコ・シスのコーラス、とサンパウロ在住のミュージシャン連携で生まれるのは、温もりあるヴィンテージな佇まいと少し影のあるトーン、いつしか渡り鳥が自在に羽ばたいているかのような無国籍感に囚われます。現代流に刷新され、すこし湾曲したマージー・ビート、あるいはノーザン・ソウルの冒頭曲ではフェルナンド・カタタウがギターを、ネルソン・カヴァキーニョのオーセンティックなサンバ”Palhaco"は切ないワルツへと姿を変え、ロイド&グレンのロック・ステディ "you won't regret it"はとことん甘いタッチで、ルーカス・サンタナの英語詩曲もあり、と半数を占める自作曲のいつにも増して堂々とした骨格に交えたレパートリーの選択にも説得力を感じます。ゆったりと漂う怠惰に甘い色香がやはりセウならでは。


Your recent history

Recommended

Best sellers

About the owner

伊藤亮介



Blog

Mobile