Mariana de Moraes / Vinicius de Mariana (ブラジル直輸入盤CD ハードカバー)

型番 CDSS0187/23
販売価格 3,190円(税込)
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*ブラジル音楽史に名を遺した偉大な詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘マリアナ・ヂ・モライスによる祖父へのトリビュート。傑作CD入荷!


アントニオ・カルロス・ジョビンとのタッグで数々のボサ・ノヴァ名曲を生み出したことで世界的に知られる、詩人のヴィニシウス


・ヂ・モライス。生きていれば、本盤制作中の2023年に生誕110年を迎えたレジェンドですが、舞台/映画でも女優として活躍する孫娘のマリアナ・ヂ・モライスの5作目となるフル・アルバムは、初のヴィニシウス作品集。いままで発表した4枚のなか、ヴィニシウス楽曲はたったの3つしか採り上げていませんが、これは叔母(ヴィニシウスの長女スサナ)の「ご都合主義に併せなくてもいいのよ」というアドヴァイスによるものだといいます。それを覆したのは2018年に亡くなったミウシャの勧めと、2022年に最愛の父ペドロ(ヴィニシウスの次男)を亡くしたことが、偉大な祖父へのオマージュを贈る時が来た、と確信するに至った事由でもあります。コロナの渦中、悪政で名高い前政権の抑圧の中、レパートリーを選ぶ上で悲しいものにはしたくなかったというマリアナは、ヴィニシウスの作品のなかから、人の痛みを歌い、踊り、人生を祝福するアフロ・サンバの歌曲を選び出しました。冒頭からバーデン・パウエル, ヴィニシウス・ヂ・モライスの名盤「Afro Sambas」に収録されていた、"Canto de Pedra Preta"と"Canto de Xangô"が続きます。ヴィニシウスとも親交の深かった最晩年のジョアン・ドナートと、以前の作品でもベース奏者として参加しているグト・ヴィルッティによって豪華絢爛、現代的にアレンジを施されたトラックには、ジョアナ・ケイロス(cl, b.cl)やゼー・マノエウ(vo.p)、カルリーニョス・セッチ・コルダス(7str.g)、チアゴ・シウヴァ(drs)、ホベルチーニョ・シウヴァ(per)ら名だたる音楽家が参加。ゲストにジュサーラ・シルヴェイラやマルチナーリアら実力派シンガーたちが参加した"Maria Moita"やはカルロス・リラの作曲ですが、こちらはアフロ・ブラジルの要素を強く感じさせる原曲にキューバ音楽のエッセンスで編曲されています。地域信仰神オリシャーについて歌った"Arrastão"(エドゥ・ロボ作曲)や、ミウシャのリクエストで収録した"Quando a noite me entende"(アントニオ・マリア作曲)、作者シコ・ブアルキ本人が推奨した"So me fez bem""Desalento"、そしてジョビン楽曲では"Eu não existo sem você "を収録。祖父ヴィニシウスの膝に乗る少女マリアナのジャケット写真は、女優の母と共に亡命中の1970年代末、パリのホテルで撮影されたもの。

















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伊藤亮介



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