2023/4/10 売り切れました。
新世代ブラジル音楽サンパウロ・サイドによるポップ・フロレスタル(花香るポップ)。いま最も独創性に富んだシーンと呼べる、サンパウロ・アンダーグラウンドから女性シンガー - トゥリッパ・ルイス登場!
フォーリャ・ヂ・サンパウロなど一流新聞の文化面、Marie Claire、bravo などのファッション誌も軒並みこのサウンドに注目している事でも分かる通り、 これは凄いアルバムです。
トゥリッパ(チューリップの意味)・ルイスのデヴュー盤がリリース前にも関わらず、新聞のエスタード・ヂ・S・サンパウロで「ポップ・フローレスタル、花香るポップ感」として記事に、またアンドレイア・ヂアスの新作などと共に独創性を誇る"アンチ・ディーヴァ”の流れとして、別の有名な新聞であるフォーリャ・ヂ・サンパウロで紹介されています。BravoやMarie Claireといったファッション紙でもその女性らしい観点の詩情が注目されており、まさにメディア上ではサンパウロの”ニュー・フェイス”。
TP4 ( trash pour 4 ) のメンバーでヴァネッサ・ダ・マタやマリアナ・アイダールのアルバム、ライヴでその得異なギター・スタイルを聴かせるグスタヴォ・ルイス(トゥリッパの弟)がプロデュース。固定されたメンバーによる演奏では、イタマール・アスンサォンのバンドに在籍し、リアルタイムでヴァングァルダ・パウリスタのムーヴメント渦中に居たギタリスト/ジャーナリストのルイス・シャガス(トゥリッパの父!)、マルシオ・アランチス(b)、ドゥアニ・マルチンス(drs、マリアナ・アイダールの音楽パートナー)、ドゥドゥ・ツダ(p, key, TP4 ほか)が参加。一曲目の可憐な花の香りに包まれるようなムードに始まって、本人のフェイヴァリットでもあるオス・ブラゾエス参加期のガル・コスタを思わせるトロピカリズモが季節を見計らったように咲き誇り、ファルセットとリンクして揺れるトレモロが不思議な童話の世界へと誘えば、ピアノの残響と溶け合うスローなアコースティック・サウンドは同じくフェイヴァリットに挙げるレジーナ・スペクターのモダン・フォークや、メレディス・モンクのミニマル・ミュージックをも通過して、ブラジルの都会を映し出す鏡のようでもあります。”寿司、鯖”と歌うSUSHIでも分かる通りパウリスタのユーモア精神も忘れていません。同世代の価値観を持った友人、日本でもその名を知られるカシンやステファン・サン・ジュアン(共に+2プロジェクトやオルケスタ・インペリアル)、ドナチーニョ(ジョアン・ドナートの息子)、ゼー・ピ、バッキング・ヴォーカルでタルマ・ヂ・フレイタス、アネリス、セウによるSis が参加。先に行われたサンパウロ名物の48時間ぶっ続けで行われる巨大な音楽フェス - ヴィラーダ・パウリスタでも注目のアーチストとしてフィーチャーされています。