ELZA SOARES / A MULHER DO FIM DO MUNDO

型番 CPF017
販売価格 2,590円(税込)
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2017/2/23 再入荷しました。

御年85歳の大ベテラン、70年代に幾つも名盤を発表し、12年前にはドラムンベースを取り入れた斬新なサンバの解釈でアッと言わせたリオの女性サンバ・シンガーのレジェンド、エルザ・ソアレスの新作は何とサンパウロのパッソ・トルトをはじめとする先鋭的な感覚のエクスペリ・サンバ勢と一緒に制作された「最果ての婦人へ」。とタイトルで人生の終盤に準えていうには余りにも未来観に満ちたサウンドで大胆に斬り込んでいます。パッソ・トルトのこれまでの作品のようにドラムレスのノイズ・ギターという編成ではなく、プロデュースにフリー・ジャズのアプローチで自作を発表している打楽器奏者のギリェルミ・カストルピが立ち、多くの楽曲でdrsをプレイ、マルセロ・カブラルのb、ホムロ・フローエス、キコ・ヂヌッチ、ホドリゴ・カンポスのegと絶妙なバンド・サウンドを繰り広げています。冒頭のゼー・ミゲル・ヴィズニキがオズヴァルド・ヂ・アンドラーヂの詩に曲をつけたものをアカペラで披露するエルザの枯れた歌声が、酸いも甘いも嗅ぎ分けた円熟の説得力を見せ、生きてきた年代も異なるパッソ・トルトたちのエレクトリック・サウンドに対峙しても何の違和感も感じさせないところが大物の大物たる所以です。チェンバー・アンサンブルと共に実験精神を覗かせたm-2"Mulher do fim do mundo"、メタ・メタのチアゴ・フランサ(s)とサンバ・ソウル・バンド - ビシーガ70の管楽器隊が参加したm-5"Pra Fuder" やm-7"Firmeza"などちょっと聴けばレア・グルーヴの楽曲かと思わせるようなホムロやキコ、ホドリゴの作品に、知性派と呼ばれる一派の男性シンガー - セルソ・シンが作曲とゲスト・ヴォーカルで参加したm-6"Benedita"、ノイズにまみれたのち再びアカペラで唄われるm-11"Comigo"まで、円熟と研ぎ澄まされた表現が融合した驚きの作品。エルザは本作発表の傍でルピシニオ・ホドリゲス ・トリビュートのショーなども行っており益々盛んで健在なところを見せてくれています。


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