'15/5/15 アップロード新入荷商品です。
「リングのコーナーに佇むユパンキ。他のコーナーにはジョン、ポール、ジョージ、そして我々の友人リンゴ。我々の中心には鏡に向かって踊るダンサー、より輝かせる為に歌います。」
2014年の京都音楽博覧会をはじめ3回の来日経験を持つ
トミ・レブレロ (bdn)、彼と幼なじみでほっこりしたジャグ・バンドを率いる
アルヴィ・シンガーことハノ・セイトゥン(b)、日本人ジャズ・ベース奏者須川崇志とのTrikeで来日経験も持つ
ポラコ・サンシャインのファカ・フローレス(per) 、アルヴィとファカは日本でもお馴染みのオンダ・バガや
ナチョ・ロドリゲスの作品にも参加しています。そしてラ・フィルアルモニカ・コズミカを率いるノーモことマルティン・レスニック(g)。全員が唄を作れて歌えるS.S.W.ばかり、ギター、ボンボ、バンドネオン、コントラバスという編成でそれぞれの10年来に渡るキャリアから曲を持ち寄り、新たな解釈とハーモニーを加えたスペシャルなプロジェクトのアルバム。エンジニアリングとプロデュースは自らも
ソロ作やバンド -
ラ・ヌベス・マヒカを率いるフアニート・エル・カントール。
冒頭から本プロジェクトの開会宣言ともいうべき書き下ろしの"Como Grillos del Monte"、 フォルクロリでアコースティックなアンサンブルに4声のハーモニー、そしてトミと一緒に来日したアレックス・ムサトフのvlnが響き渡ります。アルヴィが参加しているマグネティック・フィールズのカヴァー・プロジェクト - ロス・カンポス・マグネティコスに通じるフォーキーな世界観の"San Expedito"にアルヴィ作の柔らかなメランコリアが漂う"Jaqueline"、ヴィンテージなサイケ・ロックとヒップホップが融合した"Quiero que seas mi novia"、トミの手掛けた
サントラに収録されている"Julian" や 「Me Arre ~」に収録の"Verde"、
ファカのソロ作から"Pequeno Buda" などの再録に、アルヴィ作"Hasta luego chau" のようなオーセンティックなクンビアにボレロ、ノーモによるフラワーなロックのフレイヴァー。南米ブエノス・アイレス、同世代のS.S.W.4人が寄り合いアコースティック楽器と肉声の積み重ねで魅せるシネマティックな唄世界。