O TERNO / MELHOR DO QUE PARECE

型番 oterno003
販売価格 2,060円(税込)
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CD

サンパウロのインディー・ギター・ロック・トリオ : ウ・テルノ。vo,g のティン・ベルナルデスは、そのヴィンテージ趣向のセンスを請われて、女性シンガー - アンドレイア・ヂアスのヒタ・リー・トリビュート作をプロデュースしたり、女性S.S.W.ハイッサ・ビッタールのアルバムに客演したり、そして奇才トン・ゼー「Vira lata na via láctea」にバンドごと参加したりもしています。ティンの父親はマウリシオ・ペレイラ、彼も奇才アンドレ・アブジャムハとオス・ムリェーリス・ネグラスという伝説のバンドを組んでいた人物。「66」でデヴューする前には、ムタンチスやキンクスにビートルズのカヴァーをしていたとのことですが、よりシンプルに音を研ぎ澄ましたこの3枚目が素晴らしい出来栄え。


ノーザン・ソウルのような至福感を持ったリーディング・トラック"Culpa"から唯ならぬセンスを感じさせます。ほぼ全ての作曲を手がけるティン・ベルナルデスのラジオ・ヴォイスのように圧縮された唄声とファズ・トーンを用いたeギター・リフ、円い音像の副旋律で厚みを持たせるギリェルミ・ヂ・アルメイダのビザールなタイプのeベース、今作からウ・テルノに加入したドラマー、ガブリエル・バジリ(シャルリー・イ・オス・マヘータス/メモリアス・ヂ・ウン・カラムージョ)のコンプレッションされたスネアの音色、そして薄く入ったオルガンとソフト・ロック的な多重コーラス。ひとつひとつの音色がこだわり抜いたヴィンテージ・トーンで、無駄なく配置されたそれらが絡み合ってドライヴするさまは正しくR&R。ちなみにティンの選んだ5枚のアルバムという記事では、スライ&ファミリー・ストーン「Life」を挙げており、この60's志向のサウンドも納得させられます。m-4"Depois que a dor passar" では、ボサ・ノヴァを思わせる主旋律と弦楽の使い方に、新世代ブラジル音楽の重要な担い手のひとりであることを窺わせますし、内陸の土地のことを歌ったm-8"Minas Gerais" では、ジョン・レノンのソロ作を彷彿とさせるプロダクションが施されてます。この2016年に最もアナログ感を前面に押し出すことに成功した、ブラジルで最も上昇傾向にあるロック・バンドの代表作となり得る一枚。












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