うら若き女性メンバーのみによるフレッシュなフォルクローレ・グループ、エントレ・コプラス。インディペンデントでリリースされた
1stアルバムでは爽やかなコーラス・ワークと刻まれるギターとパーカッションで隠れた良盤の呼び名も高かったというのが記憶に新しい。今2ndではボリビアとの国境沿い、アンデス山岳地帯のフォルクローレ・リズムやカンドンベにムルガ、チャカレーラとアルゼンチンのルーツ・リズムを探求しつつも、ピアノやフルートとジャズ・タッチなアレンジをも果敢にとりこみ、女性ヴォーカルに3声コーラスでよりコンテンポラリーに、上質に、新しい世代のフォルクローレを聴かせてくれる。もちろん躍動するフォルクロリックなリズムも絶妙なバランスで堪能できます。