Nicolas Falcoff y la insurgencia del caracol / guardianes de la semilla

型番 FF077
販売価格 2,096円(税込)
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2010年冬、アルゼンチンから初来日しトミ・レブレロとのデュオでツアーを行なったニコラス・ファルコフ。ムルガ、カンドンベ、チャカレーラにビダーラ、ルーツ・リズムを基盤に、よりナチュラルに生きる為のメッセージを込めたソング・ライティングを行なうミュージシャンが2作目となるソロで打ち出すのは「種子の保護者」というエコロジカルなテーマ。

ここにも参加しているパーカッショニスタ/SSWの妹マガリと組んでいるトゥンバトゥ・クンバでラテン・アメリカ中のルーツ・リズムを探求、また名門FM局で音楽番組のパーソナリティを務めており、自身の名を冠した2作目のソロ・アルバムにはアルゼンチンのリオプラテンセス(川沿いエリア)の要素だけに留まらず、キューバやコロンビアの音楽要素も含んでいます。また若き日にベト・カレッティに師事したギターに加え、ハーモニカ、m-12 "Marti mandir" ではムビラも演奏(コロンビアのマリポーサ・ソラールがゲスト参加)、音楽家としての幅も更に広がりを見せています。女性シンガー- セシリア・フライマンとのWヴォーカル、今回はチェロやヴァイオリンなどの弦楽も携え、アヴァロン社のプリアンプを通った近接的ナチュラルでウォーミーな音色がひろがります。アンデスの山岳を思わせるオーセンティックなフォルクローレに続いて、ストリングスと滑らかな旋律を唄い上げるm-3"Transpolar"は日本から帰国する機上で書かれた、東西の時差や空間の不思議に関する曲。私が惹かれるのはこの"Transpolar”に、都会的なムードとブラジル音楽に通じるハーモニーのエッセンスを持ったm-7"Estanques de ciudad"や、アコースティックな爪弾きからカンドンベの祝福するようなハンド・クラップ、美しいメロディを持ったラヴ・ソング m-10"Cuarto creciente"など川沿い音楽の瑞々しさが存分に味わえる楽曲群。ボーナス・トラック的位置づけにて、日本に来る前に滞在したメキシコはチアパス、ニコラス・ファルコフが支持する先住民族によるサパティスタ運動のキャンプにて行なったライヴ・トラックではトミ・レブレロのバンドネオンの音色を伴い、子供たちの合唱を巻き起こしています。レコ発はこの5月にカフェ・ビニーロで、大盛況だった様子。



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伊藤亮介



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