Tom Zé & Banda / O Pirulito da Ciência Ao Vivo (CD)

型番 BF610
販売価格 2,241円(税込)
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2019/7/11売り切れました。

60年代に奇抜な詩的エッセンスとトロピカリアのサイケ・フォークなサウンド、演劇的なパフォーマンスで聴衆の度肝を抜いたものの、商業的には成功にいたらず、失意のままバイーアに帰郷し、ガソリン・スタンドで従事しているところを米国人音楽家デヴィッド・バーンに再発見されシーンに返り咲くという稀有な運命。トン・ゼーのキャリアを振り返るという試みが初めて為されたのが2009年サンパウロで行われた本ライヴ。84年に発表したアルバムのタイトル曲で、その後もこの曲の特異な音階を随所に用いることになる"Nave Maria"に始まり、'75年発表の学習シリーズ三部作その1サンバ編から"Tô"、"Hein?"、"Ui!(você inventa)"、68年のデヴュー・アルバム「Grande liquidação」の一曲目"São São Paulo"、'73年「Todos os Olhos」からの"Augusta, Angélica e Consolação"や"Brigitte Bardot"、78年「Correio da Estaçao」収録の"Menina Jesus"といった印象深い楽曲群に、この時点での近作だった学習シリーズ三部作その3ボサ・ノヴァ編(2008年)から"Roquenrol Bim-Bom"まで、アーチストがただ喜劇を演じるだけではなく、積み上げ構築してきたサウンドや旋律、言葉、奥深いロジカルな手法に一貫していることにただただ驚かされます。











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伊藤亮介



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