ADRIANA CAVALCANTI / A BÊNÇÃO

型番 7890001 234800
販売価格 2,098円(税込)
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2018/6/11 売り切れました。

中性的な歌唱帯域が特徴の女性シンガーが、ノーヴォス・コンポジトーレス的なフレッシュさをもった楽曲を現代ブラジリアン・ジャズの演奏家たちと体現するというアルバム。タチアナ・パーハ唯一の単独名義作「Inteira」を手がけたマルセロ・マリアーノ(b)がプロデュース。

サンパウロ州のプレジデンチ・プルデンチ市出身で、カルロス・ヂ・カンポス・タトゥイー音楽院でMPB/ジャズの歌唱についての素養を身につけたアドリアーナ・カヴァルカンチ。14年のキャリアのなかで、12個のトロフィーを受賞したというコンテスト常連の実力派でもありました。MPB作品としてはこれがデヴュー作となりますが、マルセロ・マリアーノ(b)、パウロ・カラザンス(p)、コンハード・ゴイス(g)、クカ・テイシェイラ(drs)らサンパウロの一流ミュージシャンたちの紡ぎあげる繊細なアンサンブルのなか、そのシルク・タッチな唄声が存在感を発揮しています。シンコ・ア・セコのペドロ・アルテーリオとペドロ・ヴィアーフォラ、双方の作品に収録されていた"Alguém Dirá"や、マルセロ・マリアーノの父 - セーザル・カマルゴ・マリアーノ(p)が参加してアレンジを手がけたジャヴァン作"Pedro Brasil"、レオ・ミナックス=ホルヘ・ドレクスレルのハイブリッドな"Causa e Efeito"、ハファエルとヒタのアルテーリオ夫妻作"De Virada"、カエー・ホルフセン=セルソ・ヴィアーフォラ作"No Tambor de Crioula"、m-3~7、m-9のミドル〜ミドル・アップのテンポで仕立てられた楽曲群が沁み入るように自然な流れも含めて、素晴らしい完成度を誇ります。ジェッセ・サドキ(flu)が参加したアドリアーナの自作曲"Idas e Vindas" 、軽快なジャズ・ボサの"Antidoto"、そして冒頭のセルソ・ヴィアーフォラ作のタイトル曲"A Benção"、捨て曲など一切介さないほぼオススメ曲ばかりの傑作。









ADRIANA CAVALCANTI / A BENCAO
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伊藤亮介



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