FABIO CARAMURU / eco musica - conversas de um piano com a fauna brasileira

型番 ECHO 115
販売価格 2,679円(税込)
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2021/2/6売り切れました。

ブラジルからソロ・ピアノとフィールド・レコーディングが融合した作品を仕入れました。

2015年に起こったブラジル・ミナスのダム決壊による自然災害。かねてより言われているように熱帯雨林の樹木伐採による影響に因るところも多いようです。このピアノ奏者/コンダクター/コンポーザーによる作品はひとの意識を自然界に向けさせるには十分で、インプロヴィゼーションによるソロ・ピアノと自然界の虫や鳥に両生類が対話するという内容となっています。このサンパウロのピアノ奏者ファビオ・カラムルーは、フォーレに請われた伝説のピアニスト - マグダ・タリアフェホに師事した音楽家でタリアフェホ財団のプロジェクトをはじめ幾つもの音楽文化の現場に携わってきました。この「一つのピアノとブラジルの動物達との研究」では新熱帯の学者ジャキス・ヴィエリアヂの手でUNICAMPに残された音声の記録ーインナースリーヴを見ると70年代、80年代、90年代とシャペーウの丘、バイーア、ペルナンブーコ、サンタ・カタリーナ、ブラジルの各地で採録されたカナリア、つぐみ、スズドリ、コオロギたちの鳴き声を収録し、それらに呼応するように対位法を用いたり、現代音楽の哲学的なタッチやコンテンポラリー・ジャズの流麗なモードでインプロヴァイズされた演奏を繰り広げていきます。鳥たちのように音程を持った鳴き声に対しては、それらに対話を申し込むように旋律が推移、滑らかな楽曲だけでなくお互いを伺い知るかのように探りを入れたり、ひきがえる("sapo-cururu" )の戯けた声に対してはブルース進行で話しかけたりと自然界のなかから紡ぎ出したリズムとハーモニーで満ちた作品。



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伊藤亮介



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