Ze Renato - ZR TRIO / O Vento na Madrugada Sopro

型番 5.071.072
販売価格 1,870円(税込)
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最近ではヘナート・ブラスとのアコースティック・ソングスが美しいデュオ作 「Papo de passarim」で話題となったブラジルのS.S.W. ゼー・ヘナート。'79年に男性4声と生楽器の流麗なアンサンブルが売りのグループ - ボカ・リヴリでデビューして以来の豊富なキャリアを誇るベテランが、ジャズ/MPBのドラム奏者として、またジョイスの伴侶として知られるトゥッチ・モレーノ、マリア・ベターニアをはじめ多くのMPBシンガーとの共演経験を持つホムロ・ゴメス(b)の3人でトリオを結成。

2013年来日したダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの「Um」もそうでしたが、スタジオでライヴ録音されたアルバムには特有の空気が張り詰めます。クリックやオーバーダブに頼らないため、演者は全身全霊を傾けることを強いられますし、卓越した技量が組み合わさることによってダイナミズムとドライヴ感が生み出されるのです。さて本作ではカルトーラの"nao quero mais amar a ninguem"やパウリーニョ・ダ・ヴィオラの繊細な風合いのサンバ"o tempo nao apagou"からトロピカリア時代の名曲"luz do sol"、バーデン・パウエルのアフロ・サンバ佳曲"consalacao" に至るまでのブラジル音楽のレジェンドを、ゼー・ヘナートのエレガット弾き唄い、ホムロ・ゴメスのeベース、トゥッチ・モレーノの小技を散りばめたドラムのトリオでコンテンポラリー・ジャズの風合いを感じさせる解釈で自らのカラーに染め上げています。レニーニが詩を書いた"na sao sebastiao" やジョイスの近作「Tudo」に収録されている"pra voce gostar de mim" のセルフ・カヴァー、ペドロ・ルイスやジョアン・カヴァルカンチとの共作、アルゼンチンはカルロス・アギーレ「Rojo」に収録の"la musica y la palabra"カヴァー、と現代の流れとも絶妙にリンクしたスムースな一枚。



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伊藤亮介



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