GUSTAVO TOBA / DESPEDIDA

型番 METAMUSICA 012/15
販売価格 2,539円(税込)
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'17/3/13 売り切れました。

ナイロン弦ギター+イフェクト+フィールド・レコーディングとなるとこれは捨て置けません。ブエノス・アイレスのギター奏者グスタボ・トバが幼馴染の音楽家 - シネマティックなインスト音楽を展開するウリセス・コンティのプロデュースの元、リリースしたのが本作品。

日々書き留めたメモランダムのような簡潔なハーモニーとフレーズ。これらの反復が連なり少しずつ形を変え展開して行くと流暢に物語を語り始めるから不思議です。こちらはウリセス・コンティが緑を濃く残すブエノス・アイレス郊外でフィールド・レコーディングしてきた鳥たちの声や風を切る音を背景に、グスタボ・トバの書き留めた発案から間もない鮮度抜群のハーモニーがナイロン弦の柔らかな音色で収められているという作品です。グスタボ自身は記事を書いたりしながら、pop/rock系の女性シンガー - ラウラ・クレスピのバックも務めているギター奏者ですが、他のウリセス・コンティ関連作品と同様に決して技術をひけらかすようなタイプの音楽ではなく、想像力に身を委ねたような映像的な音を紡いでいます。多くの曲が1分台からの小曲ばかり、構成する和音が詩的に響くかどうかを確かめながら爪弾いているようで、平静な気分に浸る心地よさを覚えます。少しだけリバーブを掛けたり、雑踏の残響音がイフェクト処理によって不思議に響く瞬間もあり、即興的な作り方にも関わらずロジカルに制作されていることが分かる好盤。



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