*2015/7/28 再入荷可能しました。
アフロ・ブラジルの聖地バイーア出身の黒人シンガー・ソングライター、チガナ・サンタナ。カボ・ヴェルデの陽光眩いアコースティック音楽にも通じる朗らかさを持った、アフロ・ブラジリアン・アコースティックの二枚組がアプレミディ・レコードから国内盤でリリース。チガナによって爪弾かれる変則チューニングのギターと燻し銀な唄声はそのままに、セネガルやスウェーデンに飛んで現地ミュージシャンらとレコーディング。持ち前の艶っぽい唄声とモダンなテクスチャーで欧米でも名を知られるサンパウロの女性シンガー、セウが二曲にゲスト参加。ジャンベやバラフォンと少ない音数で繰り広げられるアコースティック・セッションが冬の晴れた陽にとても似合います。
『僕は毎日、かつてジョアン・ジルベルトを聴き続けていたように、飽くことなく聴いている。』―橋本徹(SUBURBIA)
『これはまさしくブラジルとアフリカの架け橋であり、アフロ・ブラジルそのものである。各曲を録音していたとき、そこにはさまざまな神々が後輪していたのではないだろうか。それほど霊妙不可思議なフィーリングとパワーが感じられるし、しかもすべての人類の記憶の古層を刺激するような叙情性と物語性をたたえている。このスピリチュアルな歌の数々は、どこか懐かしく、聴いていると、心が安らぎ、人類のための子守歌のようにも思える。』―渡辺亨(本作ライナーノーツより)
仏人映像作家ヴィンセント・ムーンが本アルバム収録曲を『Petites Planetes』で撮影しています。それぞれディスク1"Interior" とディスク2"Anterior" の最後に収められている楽曲 ↓
╭╯TIGANÁ SANTANA╭╯MONÀMI╭╯ from Vincent Moon / Petites Planètes on Vimeo.
╭╯TIGANÁ SANTANA╭╯BWANANA from Vincent Moon / Petites Planètes on Vimeo.