aurelie & veronica / Alem des nuages

型番 INT 0612
販売価格 1,885円(税込)
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オウレリー&ヴェロニカ、それぞれイエマンジャズというグループで活動していたり、ソロでマルシオ・ファラコやタニア・マリアの前座を務めたりとフランスのなかで活動してきたジャズの素養があるシンガーと7弦ギターやパンデイロなどのサンバ打楽器までこなすマルチ奏者のふたりが、リオ・デ・ジャネイロに赴きカズアリーナ、ギンガ、マルセロ・プレット、パウラ・サントーロらゲストを迎えながら、ショーロ的な佇まいにボサ・ノヴァ、小編成サンバ、メランコリーを感じさせるワルツなどブラジル音楽の要素たっぷりに制作したのが本作。冒頭"Reconciliacao" から、仏語で気怠く胸のうちを唄うシャンソンをショーロの手法でまとめあげたかのような作風、続く溢れんばかりの瑞々しさにソング・ライティング能力の高さを知らしめてくれる美しき葡語曲"Um dia"のハーモニー形成にはミナス出身のベテラン女性シンガー、パウラ・サントーロも参加しています。パリ在住のフィリーペ・バーデン・パウエルが作曲とピアノを担った"L'acordeuse"では、サティのような微睡む詩情を醸し出し、ボサ・ノヴァ・スタイルの”Sera que eu sou francesa"ではブラジル音楽への純真な憧憬を描き出し、木目調の小編成サンバ/パゴーヂのグループ、カズアリーナの5人が参加した"Viver e ser feliz" では見事なハーモニーに彩られたサンバを、そしてバーデン・パウエル"Canto de ossana"を仏語歌詞のヴァージョンとした"A cet homme qui dit non..."があり、ギンガ作"Dos anjos" の仏語ヴァージョン"Ma vie" ではギンガ本人の静かなギターのみを背景に神秘的なメロディを歌い上げ、マルセロ・プレットのボディ・パーカッションと軽快なサンバを繰り広げる"Andando"、アカペラの"Ratoulie" まで、ブラジルを異国から見つめた視点だからこそのストレートな表現が心地よく響きます。本作を提げて行なったブラジル・ツアーではエスタード・ヂ・ミナスほか新聞やTVにて軒並み好評に採り上げられました。


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伊藤亮介



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