Juliana Perdigao / album desconhecido

型番 YBCD068
販売価格 2,096円(税込)
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ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンチ出身で、革新的ルーツ・アコースティック音楽で人気を博すグラヴェオーラ・イ・ウ・リショ・ポリフォニコのフルート奏者としても活躍するジュリアナ・ペルヂガゥン。フルートにクラリネット- 木管奏者としての顔と、インタープリーター(専業歌手)の顔を持つ彼女が、快活な朗らかさとエレガンスを併せ持った唄声でミナスの、サンパウロの、新たなアイデンティティを持った楽曲達を表現してゆくのが本作品。新たに発売となるトゥリッパ・ルイスの2nd に収録の"Cada Voz" は、ここで一足先に発表されています。バックを固める同郷ミュージシャン、パブロ・カストロ(g)、マウリシオ・ヒベイロ(g, key) やチアコフ(b)の作った曲たちに、斬新な切り口で深みのあるポップ・ミュージックを提示するマケリー・カの"Fio Desencapado"、女性SSWブリーザ・マルケスの"Ceu Vermelho"、冒頭でフラヴィオ・エンリケの"Perdigonzer" をクラリネットとフルートの多重ハーモニーでインスト仕立てにしたりと、ミナス産音楽の浮遊する成分をタイトなバンド・サウンドでダイナミックに抽出。一方でサンパウロのミュージシャンたちとのコラボレイトも多く行なわれています。先述のトゥリッパのプロデューサーでもあるグスタヴォ・ルイス(Tp4)と共作された"Miroir" はマリンバを交えゆったりと情緒溢れる仕上がりに、エクスペリ・サンバの旗手ホムロ・フローエス作の"Cidade Baixa"はジュリアナにとっての大先輩である木管のマエストロ - ナイロール・プロヴェータによるアレンジで小粋なマルシャとなっています。サンパウロ音楽家たちのゲストも豪華で、アンドレ・アブジャムハ(g)、ナイロール・プロヴェータ(arr)、ホムロ・フローエス(vo)、ベンジャミン・タウブキン(p)、カルロス・カレカ(vo)が参加。ベロ・オリゾンチで録音・ミキシング、サンパウロのYBミュージックでマスタリング。普遍的なアコースティック・ポップにサンバやショーロのエッセンス、北東部のルーツ・リズム、シタールやマリンバといった様々な楽器、自らが多重録音して編み出した管弦のハーモニーと唄のマッチ・バランス、「ここ最近の音楽シーンでも屈指の1枚、ミナスで新たな世代に因って制作された音楽作品のバロメーター、ショー・ケースとして充分に確立されている」とさきのSSW - マケリー・カが推薦文を寄せている通りの彩り豊かなアルバム。




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伊藤亮介



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