2020/6/25 売り切れました!
ミニマム・アクースティコな女性シンガー・ソングライターの系譜、芳醇な音楽の宝庫ブエノス・アイレスより一際柔らかで母性的な趣のアルバム”ソラス=リラクゼーション”が登場!
'67年生まれで初となるソロ・アルバムを発表、遅咲きながら素晴らしい唄と生ギターのたおやかな余韻で辺りを包み込み、幼少期をフラッシュバックさせんとするような、柔らかく甘酸っぱい詩的風景を描き出すことに成功したガビ・ラ・マルファことガブリエラ・ラ・マルファ。コーラス・ハーモニーや音響学の講師としても活動し、ブラジルに一年音楽目的の滞在を行うなど、フォルクロリックルーツ音楽、ラテン・ポピュラー全体を見渡せる視野と素養を持ち、コンポーザーとしてもシンガーとしても、だからこその本領を発揮したのが本アルバム。ここには未来永劫まで朽ちる事なきシンプルで普遍的なポピュラリティが詰まっています。例えるなら70'sのU.S.女性シンガー・ソングライターたちの名作がそうであったように。MDRより最近リリースされたコンテンポラリーな現代フォルクローレの名手二人- フアン・キンテーロ(アカ・セカ・トリオ)& エドガルド・カルドーゾ(プエンテ・セレステ)による共演盤用に書かれた"Platónico"を採り上げ、フレンチ・ホルンとコーラスで曲に新たな息吹を吹き込んでいたり、幼児の声をフィーチャーした心温まる"Todo el dia"(ウルグアイの人気S.S.W. フェルナンド・カブレラ作)にはエドガルド・カルドーソ本人が唄とギターで参加、アコーディオンの伸びやかな音色と瑞々しい旋律が溶け合うかのような"Agua"、タブラの残響とアルペジオにナチュラルなヴォーカルがどこまでも心地よい"Sigo"など名曲の数々が詰まった傑作。
↑鍵盤、コーラスはシルビナ・ゴメスですね!